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Sunset Boulevard [Musical - SUNSET BOULEVARD] [歌詞 ミュージカル その他]

【勝手に訳詞・解釈】

Sunset Boulevard [Musical - SUNSET BOULEVARD]
(Lyrics by Don Black, Christopher Hampton / Composed by Andrew Lloyd Webber)

Sure I came out here to make my name そうさ この街に出てきたのは 名を成すため
Wanted my pool, my dose of fame 自分のプールを持ち 名声を勝ち取り
Wanted my parking space at Warner's ワーナー社に自分専用の駐車スペースが欲しいと思ったのさ
But after a year, a one room hell だが1年経ってみれば 惨めなワンルーム暮らし
A Murphy bed, a rancid smell 収納式のベッド 鼻を突く悪臭
Wallpaper peeling at the corners 壁紙は隅々が剥がれちまっている

Sunset Boulevard, twisting boulevard サンセット大通り ねじれ曲がった大通り
Secretive and rich, a little scary 秘密と富にあふれ ちっとおっかないところさ
Sunset Boulevard, tempting boulevard サンセット大通り 魅惑的な大通り
Waiting there to swallow the unwary 無用心な奴は飲み込まれちまう

Dreams are not enough to win a war 夢だけじゃ 勝利するには不十分
Out here they're always keeping score ここじゃ 誰もが常に点数をつけて
Beneath the tan the battle rages 日焼けした肌の下でも 戦いが繰り広げられている
Smile a rented smile, fill someone's glass 借りものの笑顔で笑い 誰かのグラスになみなみと注ぐ
Kiss someone's wife, kiss someone's ass 他人の奥方にキスし 誰かの尻の穴にもキスする
We do whatever pays the wages どんなことにでも賃金が支払われる世界さ

Sunset Boulevard, headline boulevard サンセット大通り トップ記事を飾る大通り
Getting here is only the beginning ここにたどり着いても それは始まりに過ぎない
Sunset Boulevard, jackpot boulevard サンセット大通り 一攫千金もありうる大通り
Once you've won you have to go on winning 一度勝ったら 勝ち続けなきゃならない

You think I've sold out? 俺は自分を売り込めたかって?
Dead right I've sold out! ああ 完璧に売りつくしたさ!
I just keep waiting for the right offer 俺にふさわしいオファーが来るのを待っているところだ
Comfortable quarters, regular rations 心地いい住まい 毎回の食事付き
24-hour Five Star room service 24時間体制の5つ星のルームサービス
And if I'm honest, I like the lady 正直なところ あのご婦人のことは好きだ
I can't help being touched by her folly 彼女の愚かさには心動かされてしまうよ
I'm treading water, taking the money 俺は日々無為に過ごし 金を巻き上げ
Watching her sun set...  彼女の落日を眺めている・・・
Well, I'm a writer! まあ、俺は物書きだからね

L.A.'s changed a lot over the years ロスの街は ここ数年で大きく変わった
Since those brave gold rush pioneers かつては ゴールドラッシュの勇ましい開拓者たちが
Came in their creaky covered wagons ガタつく幌馬車に乗ってやって来たものだ
Far as they could go end of the line 彼らが開拓の終点まで行き着いてしまうまでは
Their dreams were yours, their dreams were mine 彼らの夢は人々の夢でもあり 俺の夢でもあった
But in those dreams were hidden dragons だが そんな夢の中にドラゴンはすっかり身を潜めちまった

Sunset Boulevard, frenzied boulevard サンセット大通り 熱狂にみちた大通り
Swamped with every kind of false emotion ありとあらゆる偽りの感情であふれかえっている
Sunset Boulevard, brutal boulevard サンセット大通り 情け容赦ない大通り
Just like you, we'll wind up in the ocean 結局誰もが行き着くところは海の底さ

She was sinking fast, I threw a rope 彼女は急速に沈み 俺は助け綱を投げた
Now I have suits and she has hope それが今 俺はスーツを身につけ 彼女は希望を抱く
It seemed an elegant solution なんて見事な解決策じゃないか
One day this must end, it isn't real こんなことはいつか必ず終わる 不確かなものさ
Still I'll enjoy a hearty meal それでも俺はたっぷりの食事を楽しむんだ
Before tomorrrow's execution 明日に処刑されるかもしれないそれまではね

Sunset Boulevard, ruthless boulevard サンセット大通り 無慈悲な大通り
Destination for the stony-hearted 冷徹な人間に行き着く通りさ
Sunset Boulevard, lethal boulevard サンセット大通り 破滅を招く大通り
Everyone's forgotten how they started 誰もが初心をすっかり忘れちまっている
Here on Sunset Boulevard! それが サンセット大通り

*****

「サンセット大通り」はビリー・ワイルダー監督の映画で有名ですが、これはそれをミュージカル化した舞台からの一曲で、売れない脚本家ジョー・ギリスが歌う曲。 The ladyとは、彼を雇い自分の屋敷に住まわせることにした往年の(=今はもう過去の人)無声映画時代の映画女優ノーマ・デズモンドのこと。

この歌、とにかく言葉がいっぱい。歌詞といい、それを乗せるメロディーといい、目が回るような曲。それにはまってしまうと何ともいえない高揚感があり、さすがはアンドリュー・ロイド=ウェバーだなと思わせる曲です。

そしてこの曲を歌う俳優はカッコよくなくてはいけない。それも、やさぐれて、まだ仕事盛りの歳なんだけどくたびれた感がありつつ大人の男の色気のある人で、ふてぶてしさと可愛さの両方を持ち合わせた人でなくては!というのは私見ですが。

Ron Bohmerという俳優は、本当に自然にまるで話し言葉のように歌う。しかも素晴らしくいい声なんだなあ。私が見た別の舞台での存在感も大人の余裕を感じさせてくれていました。彼が演じるジョー・ギリスを観たいっ!




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