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I Only Want To Say (Gethsemane) [Musical - JESUS CHRIST SUPERSTAR] [歌詞 ミュージカル その他]

【勝手に訳詞・解釈】

I Only Want To Say (Gethsemane) [Musical - JESUS CHRIST SUPERSTAR]
(Lyrics by Tim Rice / Composed by Andrew Lloyd Webber)

I only want to say  私はただ言いたいのです
If there is a way  もしできることなら
Take this cup away from me この杯を私から取りあげて下さい
For I don't want to taste its poison 毒を口にしたくなどないのです
Feel it burn me, 身を焼き焦がされるようだ
I have changed 私は変わりました
I'm not as sure as when we started 最初の頃の確信は 私にはもうないのです

Then I was inspired  かつては神の啓示を感じ突き動かされていた
Now I'm sad and tired けれど今はただ悲しく疲れ果ててしまった
Listen, surely I've exceeded expectations 聞いて下さい 確かに私は期待以上の成果をあげました
Tried for three years ひたすら努めたこの3年間は
Seems like thirty まるで30年間にも思えます
Could you ask as much from any other man? 貴方は私以外の人間にも同じことを望めたでしょうか?

But if I die  もし私が死んだなら
See the saga through 貴方がこの物語を最後まで見届けて
And do the things you ask of me 私にやらせたのと同じことをするのです
Let them hate me, hit me, hurt me 彼らに私を憎ませ 鞭打たせ 傷つけ
Nail me to their tree 木に釘で打ちつけさせるといいのです

I'd wanna know, I'd wanna know my God 私はどうしても知りたい 
I'd wanna know, I'd wanna know my God 私は知りたいのです 我が神よ
I'd wanna see, I'd wanna see my God 私はどうしても確かめたい 
I'd wanna see, I'd wanna see my God 私は理解したいのです 我が神よ

Why I should die なぜ私は死ななくてはならないのか
Would I be more noticed than I ever was before? 私が今までよりも人目を引くようになるというのですか
Would the things I've said and done matter any more? 私の言葉と行いがさらに問題になるというのですか

I'd have to know, I'd have to know my Lord 私は知らなくてはならない
I'd have to know, I'd have to know my Lord 知らなくてはならないのです 我が主よ
I'd have to see, I'd have to see my Lord 私は確かめなくてはならない
I'd have to see, I'd have to see my Lord 理解しなければならないのです 我が主よ

If I die what will be my reward? もし私が死んだら その見返りは何なのですか?
If I die what will be my reward? 私の死と引き替えに どんな恩恵があるというのですか?
I'd have to know, I'd have to know my Lord 私は何としても知りたい
I'd have to know, I'd have to know my Lord 何としても知りたいのです 我が主よ

Why should I die? なぜ私が死なないといけないのですか?
Why should I die? なぜ死なねばならないのですか?

Can you show me now 今 この場で明らかにして下さい
that I would not be killed in vain? 私の死は無駄ではないということを
Show me just a little ほんの少しでも見せて下さい
of your omnipresent brain 貴方の偏在する英知というものを
Show me there's a reason for your wanting me to die 貴方が私の死を望む理由を示して下さい
You're far too keen on where and how 貴方は場所や方法ばかりこだわって
and not so hot on why 理由には関心がないのですね

Alright I'll die! いいでしょう 死にましょう
Just watch me die! 私が死ぬのを見ていて下さい
See how I die! 私が死ぬ様を見るのです
See how I die! 私の死に様を見るがいい!

Then I was inspired かつては神の啓示を得ていたが
Now I'm sad and tired 今はただ惨めで疲れ果ててしまった
After all I've tried for three years 結局 この3年努力してきたが
Seems like ninety それはまるで90年にも思える
Why then am I scared to finish what I started? それなら 自分が始めたことを終わらせるのをなぜ怖がるのか?
What you started いや 貴方が始めたことだ
I didn't start it 私が始めたのではない

God, thy will is hard  神よ 貴方の意志は堅いのですね
But you hold every card 貴方は全てのカードを手中に収めている
I will drink your cup of poison 貴方の毒の杯を飲みましょう
Nail me to your cross and break me 私を十字架に打ち付けるがいい
Bleed me, beat me 私の血を流させ 鞭打ち
Kill me, take me now 私を殺し 命を奪い取ればいいのです さあ
Before I change my mind 私が心変わりする前に

*****

クリスマスといえば言わずと知れたイエス・キリストの誕生を祝うイベントですが、なぜか思い出すのは誕生の場面よりも十字架に磔にされるエピソード。処刑された3日後が復活祭イースターなのだから、これは春の出来事ということになるのでしょうけれど。

キリストの最後の日々をアンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライスが書いたミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」。 ジーザス(イエス)が最後の晩餐を終え、処刑される前の晩にゲッセマネの園で祈りをささげたという場面でこの曲は歌われます。 昔見た舞台では、出演者がハンドマイクを持ってロック調の歌をガンガン歌いまくる印象が強い舞台でしたが(このミュージカルはロックオペラと名づけられています)、そんな中にあって、静謐な空間で6分以上も歌われるこの曲はひときわ強く光彩を放っていました。

貼った映像はウェールズ出身のSteve Balsamoによるジーザス。聞かせどころの高音域も凄いです。彼のジーザスを観てみたかったなあ。




Seasons Of Love [Musical - RENT] [歌詞 ミュージカル その他]

【勝手に訳詞・解釈】

Seasons Of Love [Musical - RENT]
(Lyrics / Composed by Jonathan Larson)

Five hundred twenty five thousand six hundred minutes 525,600分
Five hundred twenty five thousand moments so dear 52万5千もの愛おしい瞬間瞬間
Five hundred twenty five thousand six hundred minutes 52万5千600分
How do you measure, measure a year? 1年をどのように測ろうか?

In daylights, in sunsets 夜明けの数で 日暮れの数で
In midnights, in cups of coffee 真夜中が訪れた数や 飲んだコーヒーの杯数で
In inches, in miles, in laughter, in strife  インチで マイルで 笑いや争いの数で
In five hundred twenty five thousand six hundred minutes 52万5千600分という長さ
How do you measure a year in the life? 人生の中の1年をどう測ろう?

How about love? 愛ではどう?
How about love? 愛ではかるのは?
How about love? 愛でならば?
Measure in love 愛ではかろう

Seasons of love 愛の季節
Seasons of love 愛ではかる歳月

Five hundred twenty five thousand six hundred minutes 52万5千600分
Five hundred twenty five thousand journeys to plan 52万5千もの計画された旅
Five hundred twenty five thousand six hundred minutes 52万5千600分という時間
How do you measure the life of a woman or a man? どのように女の人生 男の人生を測ろうか?

In truths that she learned 彼女が知った真実の数や
Or in times that he cried 彼が涙した回数で
In bridges he burned 彼が逃げないと決断した数で
Or the way that she died それとも彼女が迎えた死に方で 計ろうか?

It's time now to sing out さあ 今こそ声高らかに歌おう
Though the story never ends 物語に終わりはないけれど
Let's celebrate 祝おう そして
Remember a year in the life of friends 思い出そう 友たちの人生のこの一年を

Remember the love 愛を心に留めておこう
(Oh, you got to, you got to remember the love) (そう 愛を心に留めておかなきゃ)
Remember the love 愛をいつも思い出そう
(You know that love is a gift from up above) (愛は天からの贈り物だものね)
Remember the love 愛を胸に抱いて
(Share love, give love, spread love) (愛を分かち合い 与え 広めるのよ)
Measure in love 愛ではかろう
(Measure, measure your life in love) (愛であなたの人生をはかるの)

Seasons of love 愛の季節
Seasons of love 愛で重ねる歳月
(Measure your life, measure your life in love) (愛であなたの人生をはかりなさい)

*****

12月になると思い出すものがたくさんありますが、ミュージカル「RENT」もそのひとつ。1989年のクリスマスから1年間を描いています。
映像作家やミュージシャンになる夢を抱きながら、rent=家賃は滞納、暖を取る火も買えず寒さに耐えながら年末を送る主人公達と、その仲間達。 貧困、麻薬、HIV、セクシャルマイノリティー等の問題や友人・恋人の死といった辛い現実に直面しながらも懸命に生きる若者達を描くミュージカル。観た後に清々しくポジティブな気持ちになれるのは、仲間の存在の心強さ、愛の素晴らしさ、今を生きることの大切さが伝わってくるからでしょうか。(もちろん、曲の数々が素晴らしいからでもあるんですが。)

RENTの代表的な曲、Seasons Of Love。
たとえ辛くても、人生には愛する人との日々や愛おしくなる思い出が確かに存在しているはず、空虚な一年なんてない。それを心の支えとしてこれからも愛をひとつひとつ、一年一年、積み重ねて生きていこう! と思えてきます。(ま、忘れがちなんですけどね・・・。)

下に貼ったのは同ミュージカルの映画版から。ほとんどの登場人物を、舞台のオリジナルキャストと同じ俳優が演じているのは嬉しいところです。




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