SSブログ

Over The Rainbow [Musical - THE WIZARD OF OZ] [歌詞 ミュージカル その他]

【勝手に訳詞・解釈】

Over The Rainbow [Musical - THE WIZARD OF OZ]
(Lyrics by E. Y. Harburg / Composed by Harold Arlen)

When all the world is a hopeless jumble  たとえ この世界中が絶望的な混乱状態で
And the raindrops tumble all around  至るところで雨滴が激しく打ちつけるときでも
Heaven opens a magic lane  天は魔法の路を開いてくれる

When all the clouds darken up the skyway  雲が空一面を暗く蔽い尽くしてしまうときも
There's a rainbow highway to be found  虹の橋が架かるのが 必ず見えるでしょう
Leading from your window pane  あなたの部屋の窓から
To a place behind the sun, just a step beyond the rain  太陽の向こう側 雨を越えた先まで架かる虹が

Somewhere over the rainbow way up high  どこか虹の彼方の空高いところに
There's a land that I heard of once in a lullaby  むかし子守唄で聞いたことのある場所がある
Somewhere over the rainbow, skies are blue  その虹の彼方では 空はいつも青く
And the dreams that you dare to dream really do come true  見ようとする夢はどんな夢でも叶うの

Someday I'll wish upon a star  いつか 星に願いをかけてみよう
And wake up where the clouds are far behind me  すると 目覚めるとそこでは雲は私の遥か後ろに遠のいて
Where troubles melt like lemon drops  様々な困難はレモンドロップのようにとけて
Away above the chimney tops,  煙突の先から空高く去っていく
that's where you'll find me  そんな世界に私はいるでしょう

Somewhere over the rainbow, bluebirds fly  虹の彼方のその国では 青い鳥が飛んでいるの
Birds fly over the rainbow,  鳥が虹の彼方を飛べるなら
why, then oh, why can't I? なぜ 私は飛べないなんてことがあるかしら?

If happy little bluebirds fly beyond the rainbow  幸福の青い鳥が虹の彼方に飛んでいけるなら
Why, oh why can't I?  私だって 飛んで行けないはずはない

*****

有名な映画「オズの魔法使」でジュディ・ガーランド演じる主人公ドロシーが歌う、主題歌ともいうべき有名な曲ですが、曲の冒頭部分の歌詞を見ると、ふわふわ~っとしたどこか夢の世界を夢見るファンタジーあふれる甘い歌ではないことに気付かされます。
そして、困難な、絶望に満ちた状況にあっても、きっとそこから抜け出す道はあるはずなのだと自分に言い聞かせて前に進むことの大切さは、今の世の中にも通じることだと感じます。

この冒頭部分が、実は省かれて歌われることがかなり多いのは残念。そもそも映画でジュディ・ガーランドも歌っていないのはなぜかと思ったら、大人びすぎる歌だからという理由で制作側から歌自体をカットされそうになった経緯があるとかで、その関係かな。
ぜひともこの冒頭部分から味わいたいので、原曲にかなり忠実なキャサリン・ジェンキンスによる歌を貼っておきます。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。